どれくらいの期間、どれだけの量を溜め込んでいるかは、服という証拠品を見ればわかっちゃうんです」 ———もう、今すぐ家に帰って、洋服タンスを片付けたいです! やました「 粘着力の強いものが居住空間の中に渦巻いて、不活性なエネルギーで空間を満たしちゃっていると思うと、片付けたくなりませんか? 現実から逃げてはダメ。
モノ軸 物を主軸に考える。
ポイントはまずあることさえも忘れていたものから手放し徐々に思い出があるものへと取り掛かること | 余計な文字をひとつひとつ脱がせていくこと |
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使わないものはゴミと同じですから、いかに収めないか、収めても取り出して使いやすく、再びしまいやすいかどうかが重要なんです | たとえばキッチンを使いやすく、モノを取り出しやすく、しまいやすくする |
家の中の不要・不適・不快なガラクタを捨てるということは、お気に入りのモノだけを残すことであり、その繰り返しによって、マイナスの思考や感情、他者から押しつけられた観念(価値観)も手放すことができます | さらに物が溢れが続いて物が増えすぎてしまっている時って、物の管理ができなくなっているからでしょう |
それは、言うまでもなく、大量なモノたちに塗れて、そんな住環境にあって、自分の感覚や感性がすっかり萎えているからに違いなく | みなさんよく、『着る服がない』って嘆きますよね?」 ———……はい(笑) やました「物理的には所有しているんです |
データであってもきちんと「断捨離」することが、快適なビジネスライフのきっかけになるはずです | それは、もちろん、俳句がひどく面白いからではあるけれど、こんな素人に、俳句を指南して下さる先生の人間的魅力に負うところが大きい |
同意を得ようとしてもダメ | そして、おしゃべりです |
私は早速、クローゼットの中の服の大半、「私の執着を可視化しているモノ」を手放しました | 収納とは選りすぐりのかけがえのないものが、次の表舞台に出るまで休ませるための楽屋待ちの状態 |
やましたひでこさんによると、家族はジュンちゃんとジュンちゃんの愛犬・サンディの3人?なのだそうです。
2001年から断捨離塾を始める。
「いつか使う」と思うものが結構物を増やす原因になっていると思います。
ごちゃごちゃと飾ってませんか? 二つ目の「執着物」は、勿体無いから仕方なく使っていたり、もしかしたらいずれ使うかもしれないと思っているモノ。
やましたひでこ『新・片づけ術「断捨離」』マガジンハウス、2009年、• しかし、断捨離をすることによって敵視していた母親を許すことができました。
お葬式から帰る道すがら、私は先輩講師にふと、尋ねてみました。
つまり、断捨離とは、空間に圧倒的な余白を生み出すことによって、空間の持つ本来の力を取り戻し、蘇らせていく、とてもクリエイティブな行為であるのです。
モノの片づけで磨いたスキルを使って不要・不適・不快な感情や価値観を手放せば、身も心も軽くなり、本当に大切なものだけが手に入るようになります。
が、自身をそぎ落す、こころ磨きの日々でもありました。
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